ここでは、設立から50年以上の歴史を持ち、HVLSファンの知識にも精通した、有限会社タマツ製作所代表の田浦秀浩氏にお話を伺い、HVLSファンの気になる疑問に対する回答をご紹介しています。今まで過酷な環境下でも空調設備の導入をためらっていた方や、HVLSファンが未だにピンとこない方は必見です。疑問を解消し、快適な施設環境を実現しましょう。
タマツ製作所は、提供時の品質が落ちないように、代理店制度を設けていません。環境改善に向けていざ導入しても、施工品質が悪いと却って余計な仕事を増えてしまいがちです。タマツ製作所なら、設置の提案から施工、トラブル対応まで責任を持って対応してくれます。売り切ることを重視しているのではなく、販売した後の付き合いに力を入れているので、安心して設置を依頼できるでしょう。
タマツ製作所は、施工品質のばらつきを防ぐために、契約後は1業者が全国各地の施工を担当します。依頼先を1業者に絞ることで、品質の担保を実現しました。信頼できる施工業者が責任を持ってしっかりと対応するため、製品の優れたパフォーマンスを引き出す設置ができます。もちろん自分たちで施工を行うことも可能。その場合は監督1名を派遣して、プロの目でしっかりと確認しているので、施工不良を防げます。
タマツ製作所は、利用シーンに合わせて柔軟に対応しています。設置場所によってはメーカーで取り扱いのない金具を製作して、製品のパフォーマンスを引き出す設置を行います。「取り付けられないかもしれない」、「こんなところに設置は無理かな?」と諦める前に、まずは気軽に相談してみましょう。特殊な環境で設置を諦めていた企業も、相談しやすい環境が整っています。
Q. どんなところでも設置は可能でしょうか?
A. 天井の梁を利用して取り付けます。梁がボード等で隠れている場合は、施工はできません。
取付可能な高さはだいたい3.5m 以上~15m。それ以上高い場所は別途ご相談になります。ファン取り付け予定の近辺にラックなど障害物がある場合は、確認のうえ取り付けできなくなる場合もあります。
Q. 施工できない場所の場合は断られてしまいますか?
A. 施工が明らかにむずかしい場所の場合は別の製品(協力他メーカー)の物を検討するなど、別の方法があるか確認しますので、ぜひ一度お問い合わせください。
Q. メーカーにない部品は基本的に何でも作ってもらえるのでしょうか?
A. 元々特注製品の加工をしているので、できる限り部品を製作いたします。
Q. 施工で特にこだわっているポイントはございますか?
A. HVLSファンの最大のパフォーマンスを出すために、取付場所は現調のうえ、ご指示いただいた場所をずらすこともあります。お客様・施工業者とともに打ち合わせ、お客様に納得していただけるまでとことんご説明します。
Q. 設置後のトラブル、たとえばどういった対応をしてもらえるのでしょうか?
A. 設置後のトラブルは当社の場合、メーカー3年+当社2年、計5年の保証が付きます。
万が一の故障については、国内在庫から新しいものに交換。その他は海外より早急に取り寄せます。例えば、インバーターはメーカー在庫のため航空便にて数日で調達可能です。その他の仕入れに関しましても、混載便にて2~3週間ほどで可能ですので、迅速に対応いたします。
Q. HVLSファンはどういった環境に合う製品でしょうか?
A. 大型シーリングファンは、大空間の空気を1台で撹拌させることが可能です。空気が対流することにより、空気の淀みが無くなり空間内の温度を均一に保ちます。風が当たることで湿気が飛び、結露防止・気化熱の作用により体感温度が下がります。
夏の暑さや熱中症対策はもちろん、湿度の高い場所の結露・錆問題の解決、低速回転により上層の暖かい空気を撹拌し冬場の底冷え対策にも有効です。
Q. 施工の契約を1業者に絞っている理由を教えてください。
A. HVLSファンは天井部に設置するため、安全性が求められます。常に施工品質を追求し、確実な施工をするためには、施工責任を明確にする必要があります。
販売代理店を通し独自の施工業者が施工した場合には、施工品質レベルが一定ではありません。すべての取り付けに施工会社が責任を取り、すべての施工を当社が監督に付くことにより、その場のトラブルにも早急な対応を実現しています。
また、取付後の動作確認後チェックシートで確認を行うので、完了後には施工を含め、販売元の当社に責任が移行されます。
全てのお客様に、安全安心にご使用していただくために責任の所在を明確にしているのが自慢です。
Q. HVLSファン1台あれば、冷風機やクーラーなしでも十分に働きやすい環境になるのでしょうか?
A. 1台で通常の工場扇約60台分の面積をカバーします。
また、上から降り注ぐ風は前方からくる風と違い、全身に風を届けます。空間内のどこにいても風を感じることが可能です。エアコンを使用している現場は、エアコンの温度を2~3度上げてもファンの稼働でより涼しくなるので節電にもなります。
Q. HVLSファンの展示会で、注目すべきポイントや聞いておくべき内容を教えてください。
A. 展示会場は一通りのファンの効果・動作説明現場にてお客様のご質問ご相談に全てお答えいたします!とにかく是非、ご体感をお願いします。
体感していただいたお客様全ての方が、想像を超える威力に思わず声を上げてしまうほどです!
本日はありがとうございました!
ここでは導入時に気になるHVLSファンの疑問について、タマツ製作所にインタビューした結果をまとめましたが、よりタマツ製作所や詳細を「NATURE-FANSⅡ」についてご確認したい場合には、ぜひ公式HPをチェックしてみて下さい。
タマツ製作所が扱う「NATURE-FANSⅡ」は防塵・防水仕様なので、これまで諦めてしまっていたような環境下での設置が可能です。粉塵が舞う環境や水分が多い環境でも稼働できます。特に結露が多い場所では、防水処理をしていないと製品のパフォーマンスが落ちることも。工場や倉庫のような床上・天井付近で寒暖差が発生しやすい環境下でも、優れたパフォーマンスを発揮します。また、低速で大容量の気流を生み出すため、強い風がスポット的に当たる送風機とは異なり、溶接作業などを行う現場でも作業を邪魔しません。
「NATURE-FANSⅡ」を設置後、タマツ製作所は独自の延長保証制度を設けているので、施工完了日から5年間PMSM永久磁力同期モーターを保証します。また、ブレードとPMSMモーターの接合箇所においても、施行日完了日から15年保証。保証期間内に万が一トラブルが生じた場合でも、責任を持って対応しているので、長期間使用し続けられます。