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HVLSファンのメンテナンス

 

HVLSファン(大型シーリングファン)を導入した場合、メンテナンスをどのように実施すればいいかが気になるかもしれません。大がかりなメンテナンスが必要な場合、業務に支障が生じる可能性もあります。自力でのメンテナンスが難しい場合にコストがかかるようであれば、その試算も必要です。

ここでは、HVLSファン(大型シーリングファン)のメンテナンスについてまとめました。メンテナンスフリーのファンもピックアップしています。ぜひ参考にしてください。

HVLSファン(大型シーリングファン)のメンテナンス方法

ブレードのメンテナンス

HVLSファン(大型シーリングファン)は、一般的にメンテナンスは必要ありません。ただし、ブレードにホコリや油汚れの付着がひどい場合は、クリーニングをするといいでしょう。汚れが付着したまま使用しても、性能などに問題はありません。セルフクリーニングができるなら自分でお掃除可能です。高所作業になるため、自分でできない場合は、メーカーのサービスでメンテナンスしてもらえる可能性が高いので問い合わせてみてください。有償でのサービスになる点には注意が必要です。

コントロールボックスのメンテナンス(IP55保護等級)

メンテナンスは必要ありません。ただし、メーカーが有償でのメンテナンスを提供してくれるでしょう。気になることがある場合は問い合わせてください。製品ごとに1年や6年など、保証期間も用意されていることが一般的です。

モーターのメンテナンス

HVLSファンは、部位に関わらず、基本的にはメンテナンスフリーが特徴のひとつです。希望した場合に、有償でのメンテナンスを受けられると考えておくといいでしょう。モーターも保証が用意されているケースが一般的です。

メンテナンスフリーのHVLSファン(大型シーリングファン)を紹介

SDファン(プレシード)

プレシード公式キャプチャ

引用元:プレシード公式HP(https://www.preceed.co.jp/sdfan/)

SDファン(プレシード)の特徴

大型シーリングファンは、その多くが海外製品です。そんな中で安心して使えるよう、台湾メーカーのAma Tech社の製品をベースにして、制御部分を国内設計・国内製造にしています。社長自らが欲しいと思える商品を作り、自分たちの手でバージョンアップさせていくという技術への追求を大切にした結果、たどりついた商品です。

台湾メーカーと日本のコラボで、信頼性を保ちながらも中小企業が導入しやすいコストを実現しています。純国産にはこだわらず、心臓部のみ国産に。高強度アルミニウム合金で軽量化したことで、施工人員の削減につながり、設置費用も大幅に抑えました。また、軽量化は省電力の効果も実現しています。長期的に大幅なコストカットが期待できます。

SDファン(プレシード)のスペック表

プレシードの概要

スマイルファン(五常)

五常公式キャプチャ

引用元:五常公式HP(https://smile-fans.jp/products/smile-fans/)

スマイルファン(五常)の特徴

初代の工業用ギアモーターから第二世代の電磁石PMSMギアレスモーターへチェンジ。2021年には、第三世代の新電磁石PMSMギアレス超薄型EVモーターへと進化を遂げています。PMSMモーターは、永久磁石同期電動機のこと。ギアボックスがなくオイル不使用のモーターです。地下鉄のモーターにも導入されている方式で、図書館並みの静かさに特徴があります。

1分間の風量は、18,000m³。ブレードの形状を見直し、モーターの回転数を上げたことで、従来より25%アップしました。風量はアップしていますが、電力消費量は30%のダウンを実現しています。ドライヤー一台分と同じ電力消費量で、ランニングコストの節約も可能です。太陽光電池との組み合わせで有事への備えにも期待できます。

スマイルファン(五常)のスペック表

株式会社 五常の概要

THE FIRST FAN(西田技工)

西田技巧公式キャプチャ

引用元:西田技巧公式HP(https://thefirstfan.jp/)

THE FIRST FAN(西田技工)の特徴

三菱電機株式会社のプレミアム効率モーター・インバーターを採用。信頼性の高い日本国内製造のファンです。地震大国に配慮して、震度7相当の耐震構造になっているのも特徴的。日本産業機械工業会証明書が発行可能です。法政大学理工学部 御法川研究室で設置予定現場での最適なトルネード対流のシミュレーションを実施します。

国内製造により、小型軽量化を実現しました。小型のため、様々な建物の構造で設置可能です。例えば、天井下1mの位置にクレーンが設置されている建物や氷点下15℃の冷蔵庫などでも幅広く対応できます。また、米国航空規格振動試験に合格したスマートハイパーロードナット導入。メンテナンスフリーでモーターとギアの長寿命化を図っています。

THE FIRST FAN(西田技工)のスペック表

株式会社 西田技巧の概要

NATURE FAN Ⅱ(タマツ製作所)

NATURE FANS Ⅱ(タマツ製作所)公式キャプチャ

引用元:タマツ製作所公式HP(https://nature-fans.com/blog/大型シーリングファン価格に付きまして/)

NATURE FAN Ⅱ(タマツ製作所)の特徴

大きな特徴のひとつが、優しい気流です。流体力学によって計算された羽根の形が大空間の空気を緩やかにかき回すよう設計されています。大きな気流を生み出すため、障害物があってもそれをかわし、回り込むように空気が流れる仕組みです。スポット的な送風とは大きく異なる優しさが、職場環境を一年中快適に保つでしょう。

エネルギー効率が良い永久磁力モーターを採用。小さなエネルギーで大きな気流を起こせる羽根も手伝って、大きな省エネ効果をもたらしています。1分間の回転数が30~40くらいの通常使用なら、1日の電気代は缶コーヒー1本分です。ランニングコストを大幅に節約しながら、体感温度は5℃もダウン。熱中症などの健康リスクを予防します。

NATURE FAN Ⅱ(タマツ製作所)のスペック表

有限会社タマツ製作所の概要

まとめ

HVLSファンは、そのほとんどが定期メンテナンスの必要がありません。メンテナンスフリーで手がかからないことに加え、大きな気流を起こし、柔らかく空気を攪拌。夏は冷房によって冷やした空気を、冬は暖房で暖まった空気をかき混ぜて、年中快適な室温を維持できることが特徴です。ファンを動かす消費電力も省エネ設計になっているファンがたくさんあります。

このサイトでは、ニーズ別にHVLSファン・大型シーリングファンのオススメを紹介しています。導入がまだなら、ぜひ確認してみてください。

工場・倉庫で活躍する
大型シーリングファン
おすすめメーカー3社
工場・倉庫の環境改善と品質保持の強い味方である大型シーリングファン。
本サイトでは、数あるHVLSファンの中でも他社に負けない強みを持った3社を紹介します。
この夏の暑に備えたい方は、お早めにご検討ください!
おすすめメーカー3社の
スペック比較

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社名 高品質でコストを抑えた
HVLSファンをお求めなら
プレシード
(SD-FAN)
自社施工の企業に
依頼をしたいなら
タマツ製作所
(NATURE FANS Ⅱ)
日本にファンを持ち込んだ
パイオニアに頼みたいなら
豊田通商
(BIG ASS FANS)
製品名 A-LSDファンの画像 ADF-73(D6A)NATURE FANS Ⅱの画像画像引用元URL:https://nature-fans.com/product/ Powerfoil X4 Plusパワーフォイル エックスフォー プラスの画像画像引用元URL:https://www.bigassfansjapan.com/powerfoil/
会社概要 機械装置メーカー 金属加工会社 商社
生産国 日本 日本 アメリカ合衆国
消費電力 ~0.8kW 公式サイトに
記載なし
~2.4kw
風量 / 分 14,900m3 14,200m3 扇風機
50台分(最大)
総重量 84kg 102kg 157kg(最大)
ブレード数 5枚 6枚 8枚
保証 コントローラー・制御部品:10年保証
モーター:20年保証
その他ブレード等:10年保証
PMSM永久磁力同期モーター:3年
ブレードとモーターの接合箇所:
15年
公式サイトに
記載なし
納期 最短2週間 要問合せ 要問合せ
公式HP
【選定基準】2023年4月17日に「HVLSファン(大型シーリングファン)」とGoogleで検索した結果の中の全11社の中でおすすめの3社を紹介。
・プレシード(SD-FAN)…11社の中でもっとも軽いため稼働効率が良く、省エネ性能が高いファンを扱うメーカー
・タマツ製作所(NATURE FANS Ⅱ)…代理店制度をとらず、1社による施工を行なうメーカー
・豊田通商(BIG ASS FAN)…HVLSファン(大型シーリングファン)メーカーにおいて日本でもっとも早く取り入れたメーカー
スペック表には各社の最重量の製品を記載しております。